西国霊場第29番札所青葉山松尾寺門前にある茶処流々亭の女将さんの日記です


by rurublog
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カテゴリ:女将さんのコラム( 6 )

今年最後のご挨拶

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間もなく椿の咲き乱れる頃。
流々亭は再びここ松尾の地に暖簾を掲げさせていただく。
室内の暖かさよりも頬で感じる暖かさを求めて、
人も動物も虫たちも動き出す。そんな季節。
ぽとっと椿が落ちる音も聞こえてくる頃。

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八重桜がちょうど縁側の真上で咲き乱れるのは5月初旬。
桜の香りとともにお薄を一服。
お客様との会話もとても心地よく、
いつまでもここでこうしていたいなと
時の流れの速さに目が覚める季節。

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雨の音も心地よい季節に
「傘をどうぞ」

「チョット雨宿りのつもりが、スッカリこんな時間です。もう行かなくては・・・傘をお借りします。お元気で」

皆様。お元気ですか?


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そろそろ夏のにおい。
草の香り。
太陽の恵み。
ここには特別なものは何もありません。

「それが返って心地よいのですよ」

恐縮です。ありがとうございます。

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先人たちが愛した季節。
自然と最も共有しあうこの季節。
人は山々の錦を愛でて、この季節を楽しんできました。

時は流れ流れて今現在。

『ここの紅葉はなんともおもむきのある・・・。本当に訪ねてよかったよ』

また来年。紅葉を見にいらしてくださいね。

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動物たちも人も虫たちも。
みな寒さで身を寄せ合う季節。
肌で『暖』を探す季節。

静けさの中にぬくもりが妙にあたたかく身にしみてきます。


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また来年。
かならずここでお会いできますように。

健やかに幸多き一年となりますよう。
山の上からいつもお祈り申し上げます。

本年も多大ならぬご愛顧を賜りまして本当に本当にありがとうございました。
姉妹で力をあわせ、頑張ります。
来年もどうぞ私くしたち姉妹に暖かいご支援をいただけますよう宜しくお願い致します。

本当に楽しい一年間になりました。
本当に本当にありがとうございました。

流々亭 女将より
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by rurublog | 2005-12-28 00:57 | 女将さんのコラム
e0060807_23133453.jpg京都新聞に掲載していただきましてから2週間。
毎日のように『新聞に載っていたでしょう?』とお客様がいらしてくださいます。

宮津から、綾部から、福知山から、京都市内から・・・・

改めて京都府の広さを感じながら、本日もたくさんのご来店に涙が出そうな思いでした。

思い出すのは2年前です。
宣伝活動をめったにしないことで少しばかり有名な飲食店&茶屋。
お客様が一人もない日はありませんでしたが、それなりに寂しい店内をただひたすらに掃除するばかりの日々。そんなときを経て、今に至ります。

今ではやっぱりお客様に『いいお店』を作り上げていただき、あんな風に各誌新聞に掲載していただけたり、またそこから口コミでご紹介いただきまして、ご来店いただくお客様ばかり。

本当に感激するばかりなのです。

「あそこに行ってきたよ」と皆様が今日もどこかでお話のひとつにしていただける店になったんだな・・・と少し涙モロくなってきました。。・゜・(/Д`)・゜・。うわぁぁぁぁん

明日は定休日。
ゆっくり休ませていただいて、また元気一杯!頑張っていきたいと思います☆
(・c_,・。)o"エイ(・c_,・。)o"エイ(>c_,<。)/オゥ!!
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by rurublog | 2005-11-13 23:13 | 女将さんのコラム

お姉ちゃんとわたし

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流々亭は2003年5月3日にOPENさせていただきました。
姉と二人のお店です。

よくお客様から『どっちがお姉ちゃんなの?』とたずねていただくのですが

『背の小さいほうです』といつもお答えさせていただいております(笑)

いつもお客様をお出迎えさせていただいておりますのが姉です。
どうぞ、ヨロシクお願いいたします。

地元のお客様には『おーい。姉ちゃん!』『おーい。妹は今日はおらへんのかぁぁ~~??』といった具合に可愛がっていただき・・・光栄です☆

『姉妹でお店するなんて、ほんまに仲がええねぇ^^』とも言われますが、もちろんケンカもします。仕事のことでケンカになる時は、さすが姉妹なだけあって、大喧嘩ですが・・・でも仲直りもいつもどちらからともなく、自然と「いつも通り」といった具合です。

ですが、基本的には小さな頃から仲良し姉妹でしたので、お客様に『仲がええねぇ^^』と言っていただくことは、とても嬉しく思いながら『はい^^』とお答えさせていただいております^^

どちらもまだまだ未熟者ですが、一所懸命日々お客様から色んなことを教えていただいて、頑張っています☆
二人で一人前。お互いがこれからも足りない部分を補いあいながら、また、お客様から教えていただきながら精一杯のおもてなしを心がけていきたいと思っています。

また松尾にお越しの際はこの姉妹に会いに来てやっていただければと思います。

どうぞ、これからもヨロシクお願いいたします( ´∀`)人(´∀` )
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by rurublog | 2005-09-14 21:36 | 女将さんのコラム

重陽の節句

本日は、明治以降、次第に忘れ去られた『節句』のひとつ、重陽(ちょうよう)の節句です。

昔、中国では奇数が「陽の数」とされていて、奇数の中でも『9』は最大の数であり、それが重なる『9月9日』を『重陽の節句』としました。

本日「9月9日」は菊の芳香(ほうこう)で邪気を祓い寿命が延びるようにと願って菊酒(菊をひたした酒)を飲み茱萸(しゅゆ)の実を採る「登高(とこう)」という行事がありました。

だんだんと薄れゆく古来より伝わる行事も、こうやって伝えていくことも大切なことだと思っております。

本日、流々亭でおうすを御飲みいただきましたお客様への『お菓子』には、菊の葉と花をあしらわさせていただきました。
いつまでも健康でありますように。と願いを込めて。

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流々亭の庭では、少し遅咲きの菊が今か今かと咲き頃を待ちわびております。
旧暦の9月9日(10月9日)までは、菊の花で皆様の健康とご多幸をお祈りさせていただきたいと思っております。

玄関先に、菊を1輪。小さな空き瓶に挿しておくのも、粋なはからいかもしれませんね( ´∀`)人(´∀` )☆
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by rurublog | 2005-09-09 21:06 | 女将さんのコラム

知足(ちそく)

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『知足』(ちそく)=(たるをしる)

禅語の中でも、私がもっとも好きな言葉の色紙です。
現在、流々亭の床に掲げております。

解釈は色々あるかもしれません。

『今、生きていること。それだけでも十分に満たされているということを知る』

というような教えです。

普段から不平不満を抱きがちな慾の塊でもある人間という生き物に、まずは今、十分に恵まれているんだよ・・・ということを教えている言葉じゃないかなと思います。

この不況続きの世の中で、お金のない苦労を背負った人々が多くなりました。
体調を崩してしまわれた方も多くいらっしゃるかと思います。
慾どおしい反面、精神的に弱い生き物でもある人間は、気力を失うととかく自信もなくしがちです。そんな時には思い出したい言葉でもあります。

見渡せば、何か恵まれていると思えることがひとつでも見つかります。

「なんだ。それだけで十分じゃないか。」

そこから全ては始まります。
明日への活力となる『知足』の精神を、いつまでも胸に焼き付けて生きてゆきたいものです。
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by rurublog | 2005-09-03 21:01 | 女将さんのコラム

夏の終わりにヒグラシ

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あぁ。いよいよ夏が終わるなぁ・・・・。

鼻先をかすめる風の感じからか、誰しもがそう感じざるをえない『時期』になったように思う。

セミらしいセミの羽音が止むと、途端に耳につく心地よい鳴き音。

夕暮れ時になると、ヒグラシが精一杯の声で夕刻を惜しんでいる。

明け方にもヒグラシは朝日が昇ることを精一杯告げている。

そうしてヒグラシが朝にも夕にも鳴き止む頃、気がつけば秋になっている。

心踊る季節から心落ち着く季節へといざなうかのように。

夏の終わりに力尽きるまで鳴くヒグラシは

もうすぐそこまで秋が来たことを告げております。





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みなさま。間もなく秋です。
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by rurublog | 2005-08-28 20:34 | 女将さんのコラム